研修一覧

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【実技】立位バランスや歩行につながる立ち上がりのコツ
~脳卒中片麻痺の方へのリハビリテーション~

 脳卒中片麻痺の上肢や起立など日常生活動作における運動学習をすすめる中で、「反復練習をしてもなかなか改善しない」という問題が生じます。その原因は、「対象者自身が学ぶべき運動を正しく理解できていない」ということにあります。対象者が「何を考え、何を意識しているか」によって運動学習の質は大きく変わります。“動きのコツ”のリハビリとは、「楽に動くための“意識の仕方”を見つけるリハビリ」です。立位バランスや歩行の改善につなげるためには、立ち上がりという難易度の低い動作から運動学習を進めることが有効となります。またセラピストにとっては、片麻痺の方へのアプローチに困っているというお声もよくお聞きします。本セミナーを通じて、対象者から「?を意識して立ち上がれば、バランスがとりやすくて、歩きやすい」という声をいただけるようになることを目指します。今後、難易度の異なるシリーズを受講することで、対象者に応じた効果的な運動学習をすすめることが可能となります。

○神経科学にもとづく運動学習のポイント
○運動学習ができない原因の評価方法(実技)
○効果的な運動学習を進めるための指導方法(実技)
○立ち上がりの評価(実技)
○立ち上がりの介入(実技)


※本セミナーは実技中心です。評価・介入方法を2人1組のペアを変更しながらの実技を通じて、体感しながら身につけていただきます。

講 師

講師:生野達也(いくの・たつや)一般社団法人動きのコツ協会代表理事/理学療法士/動きのコツ研究所代表
医療法人孟仁会摂南総合病院認知神経リハビリテーションセンターへ入職。イタリアへリハビリの研修で渡欧。広島大学大学院総合学術研究科を卒業し、修士号を取得。生活期の脳卒中患者に対して、マンツーマンで「動きのコツ」のリハビリを受けていただける場所を作るために「動きのコツ研究所」を開設。生活期の脳卒中患者に対して改善の笑顔を提供するとともに、プロのセラピストに対して技術を指導する講演活動を積極的に行っている。2017年に「一般社団法人動きのコツ協会」を設立し、さらに積極的な啓蒙活動を行っている。運動指導者の祭典スピーチコンテスト「ベストブレインウエルネスアワード2017」にて優勝。

主 催 主催:コ・メディカルアカデミー  募集代行:お茶の水ケアサービス学院
対 象 セラピスト・片麻痺の方へのリハビリテーションに関心のある方
料 金 12,000円(税込)
支払方法 受講案内を送付致しますので、受講案内が届いた後お振込み願います。
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