研修一覧

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次世代を担うリーダー看護師に必要なマネジメントの知識とその考え方(1)
組織におけるリーダー看護師の責任と業務改善への取り組み

 リーダー看護師は,臨床現場では看護実践者として指導的役割を担うとともに,看護チームの中核としてチーム全体がうまく機能するように気配りをします。常に全体を見ながら「今,私は何をしたらよいか」と考えながら行動します。リーダー看護師は,次世代を担う重要な看護師です。この時期にいる看護師は多くの悩みを抱え,今後の進路についても考えています。管理職になろうとしている人,エキスパートの道へ進もうとする人,研究者や教育者の道へ舵をきろうとしている人もいるでしょう。このような時期に,「看護」「組織」「リーダーシップ」等について,考える時間を持ちませんか? 看護師の本来の業務である「患者の問題」を解決し,「看護実践」により看護師としての成果をあげる看護チームの構築に貢献しましょう。リーダー看護師が知っておいてほしいと思われる知識を確認し,どのように考え,行動すればよいかを,3回に分けて行います。1回(8時間)完結としますので,どれを受講してもかまいません。今回は,組織の中での「私」(リーダー看護師)の位置づけと責任そして業務改善への関わりとして,どのように考え行動したらよいかを学習します。

講 師

得丸尊子(とくまる・たかこ)
有限会社ナーシングサポートセンターすばる代表

大分医科大学(現大分大学)医学部附属病院副看護部長4年、看護部長6年勤務。2006年より、現職。

カリキュラム 1. リーダー看護師の責任
(1)看護は対象の自然治癒力を高めるように働きかけ,生活を支援する
(2)看護業務には2種類ある
(3)看護実践で重要なことは,患者の問題を解決すること
(4)組織の中の「私」(リーダー看護師)は組織全体を考え, 「何をしたらよいか」を熟慮し行動する
(5)リーダー看護師の責任は, 看護実践家としてのモデルとなり, 看護チームで成果を出すことである

2. 知っておきたいこと
(1)看護実践者として提供する看護の質保証
(2)病院看護部の社会的責任と守るべき法律,診療報酬改定等
(3)マネジメントの基礎知識
(4)問題解決技法

3. 改善に取り組む
(1)現状を知る:「あるべき姿」と「現状」のギャップが問題
  〇看護の質保証の現状:看護実践 〇組織文化
(2)私が考えている看護の「あるべき姿」を,看護師へ伝える
(3)年間計画を提示する(動機づけ,基準手順改訂,教育,実践含む)
(4)計画を実践するための組織化をする
(5)組織目標に沿って活動した結果を,上司に報告連絡相談をする
(6)組織の活動について,看護の実際を確認し,評価する
(7)年度末,1年の活動を評価後「標準化」する
主 催 主催:コ・メディカルアカデミー  募集代行:お茶の水ケアサービス学院
対 象 リーダー看護師,副看護師長,主任等
料 金

24,000円(税込)(2日間)

支払方法 受講案内を送付致しますので、受講案内が届いた後お振込み願います。
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