研修一覧

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介護施設・居住施設の効果的な虐待防止の具体策
~虐待・不適切ケア・身体拘束防止を一体的に考える~

 高齢者及び障害者領域において虐待のニュースを耳にすることが多くなってきています。「虐待」が発生すると、利用者の生活の質が著しく下がるのみならず、まじめに働いてきた職員の働き甲斐を低下させ、職員の離職に繋がってしまいます。更には、施設のイメージも悪くなり、経営にも極めて大きなダメージを与えます。「虐待」を起こすリスクは、どこでも誰でも抱えており、その本質と向き合わなければ根本的な対策には結びつきません。本講座では、「虐待」、虐待に繋がる「不適切ケア」、「身体拘束」などについて、基礎知識から虐待や不適切ケアに発展させないための具体的な取り組み及び体制作りまでを学びます。なお、身体拘束については、2018年改定で厳格化された減算要件、指針、委員会、研修等具体的な取り組み方法を伝達して参ります。

講 師 榊原 宏昌(さかきばら・ひろまさ)
天晴れ介護サービス総合教育研究所株式会社代表取締役 介護福祉士/介護支援専門員

京都大学経済学部卒業後、特養に介護職として勤務。社会福祉法人、医療法人にて、生活相談員、グループホーム、居宅ケアマネ、有料、小規模等の管理者、新規開設、法人本部の仕事に携わる。著書、雑誌連載多数、講演、コンサルティングは年間300回を超える。
内 容 1.虐待とは何か?
 ・虐待の定義
 ・虐待の事例
2.介護現場の身近な事例から考える
 ・食事、排泄、入浴介助に潜む虐待の芽
 ・悪気があって、意図的に行っていることばかりではない
 ・近い立場だからこそ起こる感情
3.不適切ケアがエスカレートして虐待になる
 ・不適切ケアを知ろう
 ・利用者からの暴力等に対して
 ・介護のあらゆる場面に不適切ケアは存在する
 ・不適切ケア防止委員会の活動事例
4.身体拘束の防止と安全を守るケアの両立
 ・身体拘束の定義、弊害
 ・必要な指針、委員会、 研修、記録等
 ・委員会の活動事例
 ・身体拘束防止の基盤となるリスクマネジメントについて
5.虐待の兆候、その他基礎知識
 ・虐待の兆候を知る
 ・通報等の義務
6.虐待防止の取り組みを通して、介護現場の質を高める!
 ・管理職の役割
 ・多角的な取り組み例
 ・少人数ケア事業所の人材育成
 ・対人援助職の基本姿勢
主 催 コ・メディカルアカデミー
募集・運営代行 お茶の水ケアサービス学院
対 象 どなたでも参加可能
料 金 12,000円(税込) ※ネット配信サービス加入者は半額での受講が可能です!!
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