研修一覧

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個別性のある看護診断と計画が看護実践の質を高める
~患者の問題解決のための看護実践がなければ充実した看護記録は書けない~

「実践現場で学生や後輩に看護過程をどう指導してよいかわからない」「看護実践に看護過程の必要性が説明できない」「外部評価で個別的な看護計画を立てるよう指摘されるが、看護記録が書けない」などの課題を抱えながら、日々の業務をしている人もいることでしょう。課題解決のためには、必要なスキルを使って看護過程を展開すること、そしてそれを看護記録に書くことです。看護記録には、看護の独自の介入によって得られる成果など、看護の専門性が反映されるからです。看護の主体性、専門性を確認するとともに、国の医療施策に対して、看護が果たす役割について考え、組織として質の高い看護を提供できるための取り組みについて学ぶ研修内容となっております。

講 師 講師:朝久野洋子(あさくの・ようこ)ナーシングサポートセンターすばる講師/看護師/社会福祉士
大分医科大学医学部附属病院(現・大分大学医学部附属病院)開設と同時に就職。教育担当看護師長、副看護部長に就任。2005年退職。2006年より現職。
内 容 1.一人ひとりの看護師が「看護の専門性」を発揮する
*看護師は専門職か、看護独自の介入とは、看護の成果とは?
2.看護記録の法的位置づけとそれが意味するもの
*保健師助産師看護師法、医療法・医療法規則、個人情報保護法と診療情報の提供、医療事故の証拠となる看護記録の注意点
3.診療報酬で期待される看護の役割
*PFM、入院基本料の施設基準・入院基本料に係る看護記録、適時調査における指摘事項
4.看護過程と看護記録
*看護過程と問題志向型看護記録、看護ケアにおける看護診断の位置づけ、看護実践の仕組み、実態
5.看護過程に必要なスキル
(1)コミュニケーション(2)クリティカルシンキング(3)論理的思考
6.看護実践で看護過程を実行し、成果を出す
(1)的確なアセスメント
(2)妥当な看護診断(看護診断とはなにか、臨床推論モデル、NANDA-I、看護診断の書き方)
(3)アセスメント・看護診断の結果、目標・計画を立てる
(4)チームによる計画の実行によって、患者の問題を解決する
(5)評価
7.組織で患者の問題解決に取り組む
 ※看護業務の標準化と臨床の看護
8.看護の質評価 ※看護の質を向上させる仕組み
9.“人を育てる”ことの重要性と育てる仕組み
 ※「組織は人なり」、ロールモデルの育成、“顧客創造”のマネジメント
主 催 コ・メディカルアカデミー
募集・運営代行 お茶の水ケアサービス学院
対 象 看護師、リーダー等指導的立場の看護師、実習指導者
料 金 24,000円 ※ネット配信サービス加入者は半額での受講が可能です!!
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